カテゴリー: 日常エッセイ

  • 私は、車の運転が好きだ。

    仕事でも、会社の社用車に乗って動いている。
    基本は1人1台だけど、
    新人さんが入社すると、時々同行することがある。

    軽自動車なので、
    車内は密室で、しかも距離が近い。

    仕事だから、
    同行を断ることはできない。

    新人さんがマスクをしてくれていると、
    正直、少し安心する。

    でも、
    マスクをしない人もいる。

    なので、
    私の社用車は芳香剤だらけだ。

    まず、
    クーラーの吹き出し口に
    クリップタイプの芳香剤。

    そして、
    助手席のシートの下にも芳香剤。

    これは、
    助手席のドアを開けたときに、
    ふぁーっと香りが広がって、
    とてもいい感じ。

    それくらいしか、
    私には対策ができない。

    相手は、
    1日同行して、
    どう思っているのだろう。

    それが、
    正直、不安だ。

  • 社会に出ると、ずっと気を遣ってしまう理由

    仕事は、人と関わることが多い。
    お話するのは好きだ。

    でも、やはり自分の体臭で
    「あれ? この人…」
    と思われるのが、すっごく嫌で。

    もう少し話したい気持ちはあるけれど、
    できるだけ早く、その場から立ち去りたくなる。

    用件はチャチャっと済ませて、
    そっと離れる。

    申し訳ないなぁと思いながら、
    それでも気にしてしまう。

    相手も大事。
    自分も大事。

    その間で、
    私はいつも気を遣っている。

  • 香り

    人とすれ違うたびに、
    「あ、この人いい香りするなぁ」
    と感じることがある。

    どんな香水を使っているのかな?
    私も、こんなんだったらなぁ、
    と思ったりする。

    でも、体調が悪いと、
    香りは本当にキツイ。

    昨今は、
    柔軟剤が「香害」と言われることも多い。

    なので私は、
    以前も書いたけど、
    洗濯の柔軟剤は「消臭0」を使っている。

    私は仕事柄、
    香りがしてはダメなので、
    何もつけない。

    もちろん、
    体臭があるから、
    余計につけられないし、
    つけたくもない。

    むしろ、
    体臭ゼロになってほしい。

    願望(笑)

  • LINE

    ここ最近、
    LINEは
    友人や知人からの連絡はほとんどない。

    もっぱら、
    メルマガばかりだ。

    それも、
    今は悪くない。

    きっと今は、
    自分自身と向き合う時間なんだと思う。

  • 人に会うだけで、気を遣ってしまう理由

    人に会うだけで、
    私はこんなにも気を遣ってしまう。

    私が自分を
    「ワキガだ」と自覚したのは、
    中学生の頃だった。

    自分が動くたびに、
    臭いが出ているかもしれない。

    緊張する場面になると、
    どっと汗が出て、
    「あっ……臭いが出た」と思ってしまう。

    気になって、気になって、
    その場から逃げ出したくなる。

    でも、
    授業中だと逃げることもできない。

    「早く授業、終わらないかな……」

    そんなことばかり考えて、
    勉強どころじゃなかった。

    振り返ると、
    そういう記憶が次々に浮かんでくる。

    その頃は、
    鼻の調子も悪く、
    蓄膿症にも悩んでいた。

    毎日毎日、
    本当に
    つらくて、苦しい時間を
    過ごしていたと思う。

    社会人になってからも、
    気持ちがスッキリするような出来事は、
    正直、ほとんどなかった。

    過去を振り返ると、
    そんなことを
    思い出す。

    人に、
    臭いで嫌われたくないという思いがあって、
    私はいつも
    人の顔色ばかり気にしていた。

    だから、
    人が何を思っているのかを
    無意識に読むようになってしまった。

    読めなくていいことまで、
    読めてしまう。

    この経験から、
    きっと私は
    HSPになったんだと思う。

    でも、
    その当時は
    「HSP」という言葉を
    知らなかった。

    ずいぶん経ってから、
    そういう特性があるんだと
    知った。

  • 病院

    私は、おかげさまで健康そのものなんですけど、
    母の付き添いで、年に2回ほど
    総合病院に行くことがある。

    付き添いで行く病院は、嫌ではない。

    なぜなら、
    病院にいる人は、
    みーんなマスクをしているから。

    こんなことを考えて、
    こんなふうに思っている私は、
    変態だ。

  • 風が吹くたびに、気を遣ってしまう私

    風が吹いて、しかも向かい風やと、
    なんでこんな体臭なんだろうと、
    ツラくてやりきれない気持ちになる。

    だけど、追い風やと、
    「こういう時もあるよね」って思えたりする。

    ずーっと私の周りに、
    追い風が吹けばなぁって。
    変なことを考えてしまう。

    車を運転していて、
    右左折した時。

    「うぁわ、臭って…」
    ってなる時がある。

    え? マジか〜。

    そう思って、
    すぐ汗拭きシート出動。
    拭き拭きしたのは、言うまでもない。

  • 行きたくないけど、行かなきゃいけない場所

    日々生活していると、
    どうしても
    行かなきゃいけない場所がある。

    私にとって、
    それが次の二つ。

    美容室

    髪の毛を切るために、
    美容室には行かなければならない。

    でも、
    正直、苦手だ。

    だから私は、
    1人でやっている女性の美容師さんを探して、
    そこに通っている。

    カットの腕もいい。
    そして、
    マンツーマン。

    それが、
    何より安心できる。

    他のお客さんがいる美容室には、
    行きたくない。

    私は、
    こういうところのこだわりが強い。

    歯科

    歯医者も、
    苦手な場所の一つだ。

    距離が近く、
    密着する。

    本当は、
    極力行きたくない場所でもある。

    それでも、
    行かないわけにはいかない。

    歯が痛くなったら、
    歯科に行くしかない。

    それに、
    定期検診も大事だ。

    そうしないと、
    歯は守れない。

    行きたくない。
    でも、行く。

    それも、
    生活の一部なのだと思っている。

  • 友人のこと

    私は20代から40代にかけて、
    会社で知り合い、そのまま友人になる、
    そんな関係がたくさんあった。

    当時は、
    自分には友人が多いと思っていた。

    でも今振り返ると、
    あれは本当の友人だったのだろうか。
    ただの会社の付き合いだったのかもしれない。

    若い頃は、
    付き合いを大事にしないと
    後々、誘われなくなるのではないか、
    そんな不安があった。

    だから、
    自分を合わせていたのだと思う。

    年齢を重ねるにつれて、
    ふと考えるようになった。

    私は、
    本当のことを話せる友人がいるのだろうか。

    ここ最近、
    そんなことをよく考える。

    20代の頃に会社で知り合った彼女とは、
    昨年9月まで、
    月に一度のペースでランチをしていた。

    けれど、
    彼女の環境が変わり、
    だんだん会うことがなくなった。

    お互い、
    なんとなく連絡を取らなくなり、
    彼女は
    「落ち着いたら連絡する」と言っていた。

    でも私は、
    これはフェードアウトする時期なのかもしれない、
    そう感じている。

    本当のことを言える友人は、
    私にはいないのかもしれない。

    今までの人生を振り返って、
    そんなふうに思った。

    私は、
    体臭があることを
    やはり知られたくない。

    相手は、
    もしかしたら気づいているのかもしれないけれど。

    誰にも言えない。
    言いたくない。

    その思いが、
    ずっとある。

    彼女に会う時でさえ、
    体臭は気になっていた。

    どこに行っても、
    いつでもついて回る体臭。

    私の中で、
    一番考えてしまうことの一つだ。

    考え続けることに、
    正直、疲れてしまう。

    ここまで書いて、
    何が言いたいのか
    わからなくなってきた。

    でも、
    これも今の正直な気持ちだ。

  • コロナ禍に思っていたこと

    コロナ禍の時期、
    みんながマスクをしていた頃。

    私は正直、
    「このままずっと、世の中がこうだったらいいのにな」
    と思っていた。

    世の中の人が
    みんなマスクをしている。

    それだけで、
    とてもホッとしていた。

    自分だけが隠しているわけじゃない。
    自分だけが気にしているわけじゃない。

    そう感じられる時間だった。

    実は、
    コロナが流行する2〜3年前、
    「もし世の中の人が、みんなマスクをする時代が来たら
    どうなるんだろう?」
    と考えたことがあった。

    それが、
    現実に起こった。

    実際に起こってみると、
    表情が見えない。

    声の感じも、
    雰囲気も、
    分かりにくい。

    やっぱり、
    みんながマスクをしている世界は、
    どこか悲しかった。

    ホッとした気持ちと、
    寂しい気持ち。

    その両方を、
    私はあの時、
    同時に感じていたのだと思う。

    その頃、
    在宅ワークという働き方が
    一気に広まった。

    「もしかしたら、
    こういう働き方なら
    私にもできるかもしれない」

    そんなふうに、
    私も在宅ワークの仕事をしたいと
    思うようになった。

    でも、
    現実は、
    いまだに在宅ワークはできていない。

    思ったようには進んでいない。

    それでも、
    あの時に
    「やってみたい」と思った気持ちは、
    今も心のどこかに残っている。