昔の私はよく泣いていた。

怒られて泣き、
人間関係で傷ついて泣き、
映画やドラマに感情移入して泣き、
悲しいことがあるとすぐ涙が出た。

きっと人より泣くことが多かったと思う。

涙は、
どこか弱さの証のようだった。

でも今は少し違う。

感動して泣く。
嬉しくて泣く。
楽しくて泣く。
自然を見て、
空を見て、
胸がいっぱいになって泣く。

泣くことは同じでも、
意味が変わったのかもしれない。

昔は「守るための涙」だった。

今は「溢れる涙」。

私は弱くなったのではなく、
やっと自分を許せるようになったのかもしれない。